技術部
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地盤を明らかにする
技術部の使命は、公共事業や社会資本施設の利便性と安全性を確保することです。橋やダム、道路などのインフラを支えるために、地盤の特性を詳細に調査し、設計や施工に関わる地盤条件を明確にして問題解決に導く役割を担っています。社会の安全を守り、人々の生活を支えるために欠かせない大切な仕事です。
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経験が生きる資格取得
実際に直面する現場の一例として、法面が雨などで崩れてしまった場合、基本設計や施工の問題もありますが、地質が原因であることが多いです。設計上で想定していたものを超過した雨や地震に見舞われることがあり、このような状況では、地盤の強さや地質を明確にすることが必要です。地質調査を通じて、設計や施工に関わる地盤条件を明確にし、安全な構造物を作るための基礎を築いています。
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問題解決と創意工夫
技術部の業務には、常に問題解決が伴います。ある施設を建てる際には、その地盤が直面する問題を見つけ、解決の方向性を見つけ、その方向に対する手段を講じることが求められます。ボーリング調査は、地盤の状態を調べるための大切な作業です。しかし、全てを調べられるわけではありません。限られた数本のボーリングから、見えない地盤の状況を想像するイマジネーションが求められます。知識や経験の蓄積が生きる仕事です。
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人の命を守る仕事
技術部の仕事には、人の命を守るという大きな社会的責任があります。地質調査や設計、施工を通じて、安全なインフラを提供し、災害時には迅速に対応して地域社会を支えています。この仕事のやりがいは、社会に貢献できるという実感と、自分たちの努力が形となって現れる成果にあります。
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社員同士の成長とサポート
技術部の仕事には長年の経験の蓄積が必要で、後継者を育成することも重要なミッションです。技術部門の最高資格の取得に向けてのサポートは、単に制度や講習だけに留まらず、先輩や上司の手厚いサポートも不可欠です。経験豊富な技術者が、実務の中で培ったノウハウや知識を若手に伝えることで、実践的なスキルが身につき、未来の技術者を育てています。
現場の声
技術部の仕事は、一見見えない部分で大きな影響を与えるものですが、その影響が形になって社会に貢献している実感を得られることが、この仕事の最大の魅力です。資格の取得には社内のサポートも受けられますし、技術士などの難関資格は特に社内でも高く評価されるので、それを目指して日々勉強しながら、現場での経験を重ねることが技術者としての成長には欠かせないことだと思います。また、資格を取った後も、さらにスキルを磨き続ける姿勢が大切だと思い、日々成長を続けています。