RECRUIT

大きなプロジェクトの挑戦

社員インタビュー

Sさん

技術部主任2012年入社

プロジェクトを任されるまで

入社1年目は、先輩や上司の指導のもとで現場に同行し、データ整理や報告書作成を学びました。2年目からは先輩の同行のもとで小規模な民間の仕事も任され、4年目頃には現場から報告書作成までの一連の業務を一通りこなせるようになりました。元々人とのコミュニケーションが苦手な方で、発注者や地域住民とのやり取りは緊張しましたが、上司のサポートを受けながら適切な言葉選びや説明方法を学び、徐々に自信をつけていきました。負荷をかけて成長しなければならない場面もあり時には厳しい状況もありましたが、その都度サポートを受けながら乗り越え、やがて様々な規模の仕事を任されるようになりました。無事に業務を完了させた時の達成感は大きく、自分の成長を実感することができました。

関わる人が増えるほど難しい調整

大きな公共事業になるほど、多くの関係者との協力が必要であり、コミュニケーションの難易度が上がることもあります。特に地域住民の方の理解を得るためのコミュニケーションが大切で、例えば作業時間や騒音問題についての調整など、住民の方の生活時間帯に合わせた配慮が求められました。また、作業による水質の濁りに対する懸念を抱く方との交渉などが発生することもありました。住民の方に対しては、丁寧な説明を行うことが大切になります。まずは相手の話を聞いて、不安に思う地域の方に寄り添い納得して頂けるよう心掛けています。

目で見て感じられる仕事の実績

住民の安全を守るための大切な公共事業などで、自分の仕事がその後の成果に貢献できたことを実感する時、とてもやりがいを感じます。例えば、砂防ダムの建設調査に携わり、後日そのダムが完成後に実際に土石流を防ぐことができたと聞いた時は嬉しかったです。他にも、調査した時にはまっさらな山だった場所にトンネルが建設され、実際にその場所を通ってみたりすると、自分の仕事の一端が目に見える形で残ることはこの仕事の大きな魅力だと感じます。

陰ながら安全を支え続ける

この仕事は、時に大きなプロジェクトの最初期の段階に関わる機会もあり、見えないところで支える仕事ですが、その責任感とやりがいは非常に大きいです。また、普段は入ることができない場所に入って調査を行うという特別な経験ができるのも、この仕事の面白さの一つです。こうした経験を通じて、日々新たな発見があります。現在は技術士の資格取得を目指して、さらなる成長を図っています。資格を取得することで、より専門的な知識を深め、技術力を高めていき、今後も、陰ながら地域社会の安全を支えるために努力を続けていきます。

現場の声

大きなプロジェクトに携わるようになるまでには、多くの経験を積み重ねていく必要がありますが、その過程で成長していく姿を見るのは、上司にとっても大きな喜びです。これまでの経験を土台に、新しいスキルを習得し、大規模なプロジェクトでも活躍できる人材へと成長していくことを期待しています。その成長を全力でサポートし、一人ひとりが自信を持って次のステップへ進めるよう、引き続き支援していきたいと思います。

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